うきぐも

うきぐも
I
うきぐも【浮(き)雲】
〔古くは「うきくも」とも〕
(1)空に浮いてただよう雲。
(2)不安定でどうなるかわからないことのたとえ。

「浮き」と「憂き」をかけていうことが多い。 「身を~となりて果てけれ/篁物語」

II
うきぐも【浮雲】
小説。 二葉亭四迷作。 1887(明治20)~89年発表。 未完。 知識青年内海文三を通して明治の文明・風潮を批判し, 自我の目覚めと苦悩とを写実的に描く。 言文一致体による近代写実小説の先駆。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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